FX

== スポンサー広告 ==


スポンサーサイト




上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。




***お越しくださった方へ***
かのんの意味不明かもしれないブログを見てくださって本当にありがとうございます。
日記を途中で投げ出してしまわないようランキングに参加しています。
ご迷惑でなければ読み終えた後にクリックしていただけると幸いに存じます。。。

にほんブログ村 その他ブログへ

FC2Blog Ranking



 
┗ --:--:-- ━ Page top ━…‥・

== ナナとアヤカとサエのこと ==


報告




夕方 まどろみの中 ひと時の安らぎに かのんは瞼を閉じていた。。
聞きなれない携帯電話の着信音で 現実へと返る。。。。
画面に映し出された数字の羅列には 見覚えは ない。。。
ベッドの上へ 携帯を放り投げる。。。誰からなんだろう・・・・・
間髪を入れずに 鳴り出す携帯。。切れるとすぐにまた鳴り響く。。
舌打ちしながら とりあえず出てみた。。。

「ナナ 俺だよ。何やってんだよ。今夜も行こうよ。」 下卑た声。。
どうやら ナナの男の一人らしいことだけ分かった。。。。
ナナの関係していた携帯番号は かのんがあの後消去してある。
どうりで イニシャルが表示されないわけだ。。。。。
「失礼ですが、ナナはもう亡くなりました。」 かのんは告げた。
「・・・・・・・・・嘘だろう。じゃあ、あんたは誰だよ。」 沈黙の後にそう言った。
「私はかのん ナナの双子の姉です。」 冷たい声でかのんは答える。

「・・・・・・・・・・・いつ、いつ、ナナは何で死んだんだよ。。」 沈痛な声が尋ねた。
「今週の18日よ。 あの子にはもともと持病があったの。それが原因よ。」
機械的な冷たく冷静な声で答え続けている かのんに 同情は ない。
「葬儀は身内だけで行います。」 通話口の向こうですすり泣く人にとどめを刺した。

かのんのしたことは 間違っていたのだろうか? いいえ 間違ってなどいない。
見慣れない番号が 週末かかってきたら それはきっとナナの知り合いなのだろう。
だとしたら、さっきと同じ対応をするまでたわ。。。
私は 間違ってなどいない。  ソファーにもたれかけながらもう1度呟く。

気分が少し悪くなった。。かのんはいつものように薔薇のキャンドルに火を灯す。
優しく柔らかな香りが かのんの心を癒していく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





***お越しくださった方へ***
かのんの意味不明かもしれないブログを見てくださって本当にありがとうございます。
日記を途中で投げ出してしまわないようランキングに参加しています。
ご迷惑でなければ読み終えた後にクリックしていただけると幸いに存じます。。。

にほんブログ村 その他ブログへ

FC2Blog Ranking



 
┃ テーマ:ひとりごと ━ ジャンル:日記 ┗ Comment:1 ━ Trackback:2 ━ 20:02:22 ━ Page top ━…‥・

== 日記 ==


巣食うもの




昨日 検査の結果が思わしくない とのことで再検査へ行った。
マンモグラフィーと触診と超音波の検査は とっくにすませている。。
検査室の前で 名前が呼ばれるのを待つ。。。
「左胸に巣食うものの正体は何なのだろう・・・・」 かのんは思う。。

名前を呼ばれ検査室の中へと入る。。消毒液のにおいが鼻をついた。。
硬いベッドの上に横たわり 目を瞑りながらじっとしていた。
「局部麻酔をかけて しこりのなかの組織をとりますから。」 と医師が言った。
チクリとした鋭い痛みの後 皮膚が感覚を失うのがわかった。
エコーを使いながら しこりの位置を確認しているようだ。。
「もう少し右、ちょっと上にずらして・・・・・・・・」 医師の言葉が聞こえる。
それに会わせて もう一人の白衣の人が画像を確認しながら指示に従う。。

「早く終わって・・・・・・・」 かのんはそのことだけを考えていた。
3回 組織を採ったところで今回の検査は終了した。。。。。
着替えて検査室から 外来の待合室へと戻る。
ほどなくして 外科の診察室へと通された。。。。

「1週間後に正確な結果が出ますから 来週の木曜日に来てください。」
医師は かのんのほうを見ずにパソコンを打ちながら 淡々とそう言った。。。
「先生 私の病気は一体何なんですか?」 かのんは少し苛立ち問うた。。
「今の段階でははっきりした病名はつけられませんよ。」 苦笑いしていた。。
「癌なんじゃないんですか?」 かのんは食い下がった。。

しばらくおいた後 諦めたように医師はかのんにこう告げた。。。
「可能性は充分に考えられます。最終的に組織診の結果で判断しますから」 と。。
不思議と ショックは感じなかった。。それよりも やっぱりという気持ちが強かった。
左胸は検査による傷で よりいっそうの痛みを増している。

シャワーを浴びる特に確認したら 赤紫色の痣が左胸に大きくひろがっていた。。。





***お越しくださった方へ***
かのんの意味不明かもしれないブログを見てくださって本当にありがとうございます。
日記を途中で投げ出してしまわないようランキングに参加しています。
ご迷惑でなければ読み終えた後にクリックしていただけると幸いに存じます。。。

にほんブログ村 その他ブログへ

FC2Blog Ranking



 
┃ テーマ:ひとりごと ━ ジャンル:日記 ┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 15:15:49 ━ Page top ━…‥・

==  ==


白昼夢




眠りたかった。。ただそれだけのこと。
飲めないアルコールで深紅の薔薇のピルケースの薬を2回分口に放り込む。
1時間・・・・・・2時間・・・・・・時間だけが無常に過ぎていく。。。
苛立ちがしだいに かのんの 心のバランスを崩していく。。。。。
これ以上は もう待てない。。躊躇なく3回分の薬をさらに飲み干した。。。

ソファーにもたれかかりながら モモの買い置きのワインをグラスへ注ぐ。。。
サイドボードの上で狂ったように咲き誇っている 紅の薔薇の輪郭が歪む。。
流れていた曲が スローテンポに変わりだんだんと 遠ざかっていく。。。
かのんは 心地よい感覚に 全てを委ねる。。。。

「かのん・・・・・・・かのん・・・・・・・」 誰?? かのんの名前を呼ぶのは。。。
重たくなった瞼をかろうじて薄く開く。。。。目の前に誰かが立っている。。。
恍惚とした眠りを邪魔するのは 誰??? 目覚めたくないのに。。。
ゆっくりと頭を振り 力の入らない体を動かそうと試みた。。。。

しだいに浮遊していた意識が かのんの中へと返ってくる。。。。
佇んでいたのは 見たこともない 女の人だった。。
「貴女は誰なの?」 まだ朦朧とする意識に戸惑いながら かのんは尋ねた。。
柔らかな慈愛に満ちた瞳。よく見ると かのんよりも随分年上に見える。。
それにしても 綺麗な人だと思った。

「かのん・・・」 優しい声で呼ばれた。この人はサエの知り合いなのだろうか。
「イブには手をかさないでね・・・・あの子は。。。あまり好ましくないのよ。」
哀しげな表情でその人は かのんに話しかける。。。
イブって誰なんだろう・・・・・・・・・・かのんの頭の中が混乱する。。
かのんの疑問を見抜いたかのように 彼女はまた哀しげな声で続けた。。。
「かのん イブは貴女と一緒にナナをあの場所へと葬ったわ。。。」

あぁ。。あの声の主は「イブ」と言う名前だったのか。。。呆然としながら頷く。
「私の話を貴女には信じて欲しいの。イブには・・・あの子には憎悪しかないのよ。」
「それはとても哀しいことだけれど。。。。だから、かのん 近づいてはいけないわ。」
そういい残して 彼女は かのんの前から 突然消えた・・・・・・・・・・・・

嫌な頭痛をこめかみに感じながら かのんは目覚める。。。
見慣れたリビングの景色がひろがる。。。。暗闇が夜の訪れを告げていた。。
あれは 夢だったのだろうか・・・・・ 鎮痛剤を手にとり かのんは呟いてみる。。






***お越しくださった方へ***
かのんの意味不明かもしれないブログを見てくださって本当にありがとうございます。
日記を途中で投げ出してしまわないようランキングに参加しています。
ご迷惑でなければ読み終えた後にクリックしていただけると幸いに存じます。。。

にほんブログ村 その他ブログへ

FC2Blog Ranking



 
┃ テーマ:ひとりごと ━ ジャンル:日記 ┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 00:37:16 ━ Page top ━…‥・
New « ┃ Top ┃ » Old